Medical Detec営業部

病院、開業医における医療機器の販売、メンテナンスを主とし、お客様のニーズにあった提案を行っております。内視鏡診断分野では、鼻から入れることにより嘔吐感がなく患者さんの苦痛を大幅に軽減させた、経鼻内視鏡はじめ、小腸全域を観察でき、世界中で導入されているダブルバルーン内視鏡、カプセル内視鏡や画像ソフトなど、さまざまな内視鏡機器、商材関連の製品を提供しております。また、エコー(超音波診断装置)、CT(X線撮影装置)、など画像診断機器の提案も行っております。
Medical Detec営業部では、経鼻内視鏡、カプセル内視鏡、エコーなどさまざまな医療機器及び商材の提案をすることで医療現場領域での、がん他検診の受診率の向上に寄与し、地域医療に貢献していきたいと考えております。

【経鼻内視鏡の特徴】

吐き気が少ない検査です
舌の奥を押されると「オエッ」となりそうな経験をしたことがあると思いますが、これを咽頭反射といいます。
口から内視鏡を入れる場合は、多少なりともこうした咽頭反射が起こります。
ところが、鼻から入れる場合は内視鏡が舌の根元に触れないので、ほとんど吐き気をもよおすことなく検査を受けることができます。

検査中に会話ができます
口から内視鏡を入れると、口がふさがってしまうために検査中は話ができません。
しかし、鼻から入れる場合は口を自由に動かせますので、医師と会話ができます。
気になったことをその場で確認できるので安心して検査を受けられます。

体にやさしい検査です
鼻からの内視鏡は鼻腔へスプレーをして出血を予防し、ゼリー状の液体を流し込んで局所麻酔を行いますが、鼻の中に注射するようなことはありません。
麻酔を用いる薬が少量であるため、体への負担も少なく、検査終了後30~60分で水を飲んだり食事をしたり、車を運転することもできます。

【ダブルバルーン内視鏡の特徴】

主として小腸を検査する内視鏡。小腸は長さが数メートルもある臓器のため、従来の内視鏡では検査が困難でした。そのため、暗黒の臓器と呼ばれていました。
幸いに小腸は病気が少ないとされておりましたが、OGIB(原因不明の消化管出血)に注目し開発されました。

挿入方法は2つの風船を交互に膨らませてスコープと外筒を交互に進めることにより尺取り虫のようにスコープを進めることができるのです。また、風船を膨らませた状態でゆっくりスコープや外筒を引っ張ることで腸管をたぐり寄せて短縮させることが可能になります。

【カプセル内視鏡の特徴】

超小型カメラを内蔵したカプセル内視鏡を適量の水で口から飲み込むだけで、消化管(小腸、大腸)の内部を撮影できる、簡単で痛くない(非侵襲性)の検査方法です。
腸管内画像は、腰に装着した記録装置(データレコーダー)に記録されます。
麻酔・鎮痛剤は不要で、放射線への暴露もなく、バリウムなどの造影剤が不要で、検査中は検査施設を離れ日常生活が送れます。
消化管の狭窄(病気で消化管が狭くなっている)がある場合、または疑われる場合には、事前にパテンシーカプセル(消化管開通性確認用カプセル)で確認します。
世界80か国以上で使用実績があり、200万人以上の方がこの検査を受けています。(2013年5月現在)
通常の内視鏡検査では行える生検、狭窄拡張などの治療はできません。

【ポータブルエコーの特徴】

医療用エコー(超音波画像診断装置)は病院の多科にわたりニーズがありイメージング機能の進化などハイスペック化が進み臨床現場での重要性が高まっています。中でもポータブルエコーは高画質でありながら小型化や操作性の向上を実現し、超音波を専門としないDrのニーズも多くなっています。
また、コンパクトがゆえに可搬性に優れ簡易化診断を必要とする様々な医療現場で(災害、緊急時など)リアルタイムに画像化できるためプライマリケア(総合的に診る医療)をはじめとするさまざまな医療シーンで活用されています。
訪問診療、往診、在宅医療、救急救命現場などで医療の質の向上や効率化の一助になっています。